フォトヨドバシのRSS対応化【RssEverything】
RSSについて
RSS(Really Simple Syndication)とは、ウェブサイトのコンテンツを配信するための仕組みのひとつで、特定のウェブサイトやブログの更新情報を集約し、ユーザーに配信するために使用されます。
RSSを用いた情報(記事のタイトル、要約、公開日時、執筆者など)をRSSフィードといい、ユーザーはRSSリーダーと呼ばれるアプリケーションやオンラインサービスにRSSフィードを追加することで、新しい記事の更新情報を自動的に受け取ることが出来るようになります。
簡単にいうと「お気に入りのあのホームページ更新されてるかなー」って手動でサイトを訪れる必要がなくなるという事です。
RSSは「Really Simple Syndication(本当にシンプルな配信)」という名前の通り、シンプルで使いやすい形式です。技術的には歴史のあるものですが、今も使ってる方が多い技術となっております。
RssEverythingについて
RssEverythingは、RSSフィードが配信されてないWEBページやブログのカスタムRSSフィードを作成できるサービスです。登録すれば後々フィードの編集が出来るとのことですが、私はあとでフィードを編集する予定がないので、アカウントの登録はせずに利用しています。
フォトヨドバシのRSSフィード
今回は有名カメラレビューサイトのフォトヨドバシを例に説明します。KASYAPAさんは数年前にRSSフィードを配信し出したのですが、こっちは相変わらずですね。
RssEverythingにアクセスし、画面上部のメニューから[Create New]をクリック。
Specify source page address (URL)にフォトヨドバシのURLを入力し、右の[Load]をクリックします。
ホームページの各投稿の繰り返し部分を見つけ出し、各投稿のURLやページタイトルになってる箇所を{%}に、繰り返し部分でも毎回固定ではない箇所を{*}に置き換えます。
今回のフォトヨドバシの場合、各記事のリンクは<div>で囲まれており、<a>タグのhrefにページURL、<img>タグのalt属性がページタイトルとなっています。<img>タグの表示サイズ(widthとheight属性)は毎回固定ではないので、ワイルドカードにしました。
下のコードをItem (repeatable) Search Patternのテキストボックスに入力(コピペ)し、右の[Extract]ボタンをクリックします。
<div class="new"><a href="{%}"><img src="{*}" alt="{%}" width="{*}" height="{*}"></a></div>
上の抽出パターンで、一個目の{%}にURL、二個目の{%}にタイトルとなっていましたので、Item Title Template*とItem Link Template*にそれぞれ{%2}と{%1}と入力します。[Preview]ボタンをクリックするとフィードのプレビューを確認できます。
フィードプレビューの下にFeedのURLが表示されているはずなので、お使いのRSSリーダーに登録しましょう。
ひとこと
Feed43でも同様の記事を投稿していたのですが、いつのまにかFeed43がダウンしており代替サービスが出来ないかと待っていました。
フォトヨドバシさんも素敵なコンテンツを作成されてるんですから、自社でRSS配信するようにすればいいのに。